先日、内覧会に参加した岡崎市民病院西棟の完成式典が開催されました。西棟の位置づけは、岡崎市民病院の持つ3つの課題(①がん診療の施設がない。②慢性的な満床状態。③外来患者のスペース不足)を解消すべく進められました。式典は、市長をはじめ、来賓として4県議・医師会・歯科医師会・薬医師会・名古屋大学医学部付属病院院長が参列され盛大に行われました。祝辞の中で、医師会の会長さんから岡崎市民病院は、第3次医療の砦です。しかし、地域の1次・2次医療(開業医)の利用が少なく、直接市民病院に行き救急医療がパンクしていることに触れました。この記事を、見て頂いているみなさまも、急病時は、先ずは地域のお医者さん。または、夜間診療や当直医を活用して頂き、今一度地域の1次・2次医療の促進を進めるようにご協力願います。
◇式典の様子(施設概要は、9月17日の内覧会を参考に願います)

西久保県議祝辞 名古屋大学医学部付属病院院長祝辞
晴天の下、各中学校で体育大会が開催されました。地域の2つの会場にお伺いさせていただきました。クラス単位で、各種目ごとの選手選抜・リレーの走行順やバトン練習・応援幕などクラス一丸となって取り組まれた様子がとても伝わってきます。また、先生たちもついつい、競技にのめりこまれ担当クラスの声援に没頭している姿がとても印象的でした。この大会を通じ、1つの目標に向かって、クラスや個人同士、また先生との絆が深まり、学校生活の良い思い出になったことと思われます。岡崎の将来を担う生徒たちです。この体験・記憶をいつまでも役立てていただくことを願います。私自身も、中学・高校のクラスメイト・先生に恵まれて、今でも定期的に同級会をしています。なぜか、数年会っていなくても会話が昔のように弾みます。各中学校の競技運営担当の生徒さんたちや、先生・PTAの方に感謝申し上げます。
◇南中学体育大会様子 大会テーマ:絆 心ほがらかに 溌剌と!

選手宣誓

校長先生の背中 教室に掲げる応援幕
※女子100m走は、昭和45年から大会記録が破られていません。歴史を感じます。
◇翔南中学校体育大会様子 大会テーマ:きらめけ! 翔南の力 ここから未来へ

各クラス前に、応援幕

『運べ ぼくらの 宝物』の競技終了後
※すべての種目で、今回の1番が大会記録になります。記録の1ページが始まる。
岡崎市民病院西棟の内覧会に参加しました。増築目的は、慢性的な病床数解消と放射線治療機器の導入により、がん診療を充実するなど、より高度な医療を提供し、高度急性期病院として更なる機能の高度化を図るものです。増築後は、病床数が650床から700床と50床増床します。第3次救急医療を担う地域の中核病院として充実させ、みなさまの尊い命と安心を守るため、また健全事業運営をされるようにみなさまの声をお聞きしながら引き続き確認します。
◇主要施設概要
階数 |
名称 |
3階 |
病棟改修時などの非常用スペース |
2階 |
病棟50床(4人床9室、2人床2室、個室10室) |
1階 |
外来(外科、血液内科、産婦人科、外来医療センター、化学療養室) |
地下1階 |
医局、ライブラリ |
地下2階 |
会議室、幹部室 |
地下3階 |
放射線治療、操作室、カンファレンス |
◇事業費
49億228万円(建設工事33億3,453万円、放射線器機12億5959万円等)
◇西棟運用開始時期と岡崎市民病院整備計画
施設 |
運用開始時期 |
病棟(50床増加分) |
10月1日~ |
外来 |
10月15日~ |
放射線器機 |
平成26年2月~予定 |
立体駐車場 |
平成26年4月~予定 |
救急棟 |
平成27年3月~予定 |
◇施設の様子

外 観 連絡通路(白い巨塔??)

1階通路(床が乙川のイメージ) 2階通路(桜のイメージ)

個 室 化学療養室(25床対応)

がん放射線治療機器:リニアック